シリコンバレー 履歴書の書き方 (1)

ちょっとしたテクニック編の始まり。

以前、自分の履歴書を書きましょう、しかも5年も経験すれば同じ経歴だが数種類違った角度から履歴書を用意できる、する必要があると書きました。しかもそれは”マスター”として使うとも書きました。

求職に実際に使う履歴書の目的は

ー数ある応募者の中から発見される

ー発見されたいくつかの履歴書の中から選んでもらう

です。つまり書類選考にパスすること。 これが目的です。 マスター履歴書はこのゴールには向きません。マスターは書類選考のためではなく、あなたの仕事、経歴、学んだことを整理する道具、自分の進路を見定めるための道具など自分のために書きます。だから定期的に見直し追加していくのです。追加できる項目が無いとしたらそれも進路を見定める道具となりますよ。

書類選考に残るにはそれなりにテクニックが必要です。

ーまず求人資料をよく読みます。読みほぐす。

ー単語に注意を払う。同じことを違った言葉、単語で’表現できますが求人資料の単語にできる限り合わせる。

ー求人のMinimum Qualification, Desired Qualificationはマネージャの思考回路を知る手助けになります。全項目を履歴書で埋めること。できれば順序も合わせるようにもっていきマネージャが読む手助けをしてあげるように書く。

自己満足の履歴書はマスター履歴書にして実際の求職に使うのは書類選考のため、その目的に沿って書きます。

続きはまた今度。

フォーマットは自由。個人情報例えば誕生日, 国籍、結婚しているかどうか、宗教などは書かないこと。

シリコンバレー 普通の仕事じゃ嫌だ

せっかくシリコンバレーで働くのだから何か面白い、すごい、COOLなことしたい。

とは誰もが思うでしょうか? そんな会社は

ースタートアップ(ベンチャー)

ー大きな会社のラボ、アドバンストデベロップメントなどと言われる予算を持てる大きな会社

に多いでしょうね。 商品の期限に追われている会社、グループは圧倒的に普通の仕事 が多いです。ずっと同じことを20年も続けている友人もいます。会社に仕事があるからそれで良いそうです。20年も続けていれば案外ストレスも少ないかもしれないですからね。エキサイティングじゃないけど良いそうです。ものすごく安定した会社にいますよ。あと10年(引退まで)は大丈夫でしょう。

でも20年面白い仕事をずっと一つどころでできる人は限られます。私は3人しかそんな友人はいません。そのうちの一人はIntelの Sr. Fellow。 もう30年来Intelです。Sr. Fellowにまでなると案外好きなことができるようですよ。あとの二人はいずれもnVidiaでエンジニアをしています。共通項は、いずれもスーパーエンジニアです。わたしなど全く歯が立ちません。

では、そんな仕事にどうたどり着くか。

何度も書いているように人を介してです。

だから 普通の仕事を探しているのでなければ、まずは人的つながりをつくる。 そこに1,2年じっくり時間をかける。若ければ大丈夫、時間はあります。

人的なつながりがあれば還暦近くなっても普通じゃない仕事に”ありつける”こともありえます。 ちょうど今私にそんな機会がやってきたように。

人が一番大切。能力、実力より人のつながりです。努々誤解なきように。実力主義だと勘違いされることがあるのですが、人。それから実力。

誰も知らない? いえいえ、今こうしてこのBLOGを読んでいるでしょう?そしたら私のことは知ったわけだ。

シリコンバレー 就職活動を始める(2)

その2.

実際どこから手を付けるか。

ー友人、知人がいる? 彼、彼女らが一番最初に当たるべきレファレンスでしょう。 元上司がこの場合一番いいレファレンスかもしれない。

ーLinkedInを以前取り上げました。 仕事が沢山出てますよ。

ーリクルータを探す。今はあまり流行らないかな。。でもスタートアップなど自分たちで社員を持たず外部に採用をゆだねているところ、今も多いですからこのルートだってあります。

ー最後は手あたり次第に自分が知っている会社、働いてみたい会社の求人をみて応募する。

人を介するのが一番です、と何度も書いてますがやはり一番です。はるか、はるか以前は新聞広告などもあったのですよ。私がIntel Oregonのポジションを見つけたのはBoston GlobeというBoston にある新聞の広告です。今じゃ考えられない話ですね。インターネットがなかった頃は新聞の求人でも見つかるのです。古き良き時代。。。

今は情報が溢れているが溢れすぎて探し出すのが難しくなっていますね。古い情報もそのまま残っているし猶更困難です。

今すぐに仕事を探していないのであれば、前のBLOGにも書いたようにコネクションを作ること、これが先でしょう。

私は常に優秀なエンジニアを探しています。興味あればぜひお知らせを。

シリコンバレー 就職活動を始め(1)

動機は何であれ。。。 もっとも新卒は最初の仕事が 動機ですがね。

まず 動機を はっきりさせておくこと。 なぜなら、電話でも対面でも面接で必ず聞かれます。避けて通れない。 給与面で不満、というのも良いですがこの場合”なぜ会社と交渉しないの?”と聞かれるから何か他の動機、それが例え2次的でもそれ以外の理由も考えておきましょう。給与だけじゃないでしょう?動機であまり好ましくないのは”対人関係”です。これはどこの世界でも同じですが、シリコンバレーは繋がっているのでひょっとするとあなたの今の上司、面接で会う人と知り合い、友人だ、、、と言うことは案外起こりうるんです。特に一部のエスニックグループはとても密に繋がっています。シリコンバレーの人的つながりはかなり密です。意外とだれそれと誰それは知り合い、友人、敵同士だったなんて後から知ってびっくりすることがあります。敵とは大げさな、でも案外嫌いあっているということもあるんですよ。

次に 自分自身の自由度についても整理しておくこと。例えば

ー引っ越しは検討事項に入るか。 リロケーションですね。

ー仕事内容にどこまで今回自由度を設けることができるか? これまでやってきた延長でなのか、技術のベースは同じだけれど違ったことも視野に入れるのか。

ー譲れない項目と自由度のある項目。例えば家族の事情で健康保険は良いのが必要だとか、そんなことなど。保険の自由度はないわけですね、この場合。

そして目的です。 例えば

ー給与(INCOME)を上げることが今回の目標の一つ

ーキャリアを進めることが目標

ーXXXの技術、プロジェクトの経験を積むことが目標 など。

そして最後に

ー大きな会社か、ベンチャーか

成り行きで転職することもありますよ。その一番の例が元上司、友人に引っ張られた、次が新しい上司と馬が合わない。。。

でも自分から行動を起こそうとするときは以上のようなことをじっくりと考えることがその第一歩。

しごとを変えるって、安易には進めないことです。

シリコンバレーはワーカホリック(残業)

残業と言う言葉は存在しませんがUSAじゃそんなに働かないと思っていませんか?

いわゆる時間給労働者は時間だけ働きますが、通常エンジニアは年棒です。 時給は給与明細にありますが時給で雇われるのではありません。単に年棒を毎週40時間、52週で割ったのが時給として示されているだけです。じゃ、40時間なのか?

私はこの30年、30年を単純に平均すると週60時間は働いていると思います。ピークだった30代前半から40代のころはおそらく70時間以上だったでしょう。

事実今現在も

ー基本、土、日に3~5時間は働いている

ーWeekdayも結局夜9時ごろからまた11時ごろまでは働くから一日10時間以上は働く。今は在宅勤務なので8時ごろから11時ごろまで食事などを入れても11時間程度は働いている。

ーインド、中国などにも同僚がいる、(顧客がいた当時はもっと)時差がありますから朝早かったり真夜中だったり、とにかく変則てき、朝早い、夜遅くと。マーケティングをしていた時は土曜だけが実質休み。日曜はアジアもう月曜ですから夕方ごろからはもうフル稼働でした。特にアジアは待ってくれませんしこちらの事情はお構いなし。WeChatを入れてありましたがとにかく追いかけてきます、WeChatが。でもそれもマーケティングやセールス寄りの仕事に就いたらもう当たり前と思う必要があります。

有給を沢山とっているとも思われがちですが、私の周り、年10日もとる人はまれでしたよ。大体それくらい。規定では4週間(20日)あるのですがね。会社によっては従業員の消化していない有給がバランスシート上では負債として計算されるので有給そのものを廃止したところもあります。それくらい未消化が多いのです。廃止したところは上司と相談して適宜取りましょう、と言う制度です。 そこまでしなくてもXmasの頃に強制的に有給を消化させる会社もあります。そうしないと減らないのです。

日本は有給を使わなくても祝日が多いでしょう。国民の祝日はもちろん業界や職種によりますが基本的に会社も休みですね。 アメリカはそんなことはありません。政府機関、学校が休みでも会社は通常通りという日の方が多い。年10日程度ですよ。いわゆる祝日で休みになるのは。日本はざっと数えて17~18日祝日がありますね。そしてGW、お盆、正月3が日をそれらに加え休みにしている会社もあります。それらを合わせると年20日以上、会社が休みをくれている。。。とても恵まれている。

私は日本人の方が働いていないと思いますよ。過労死も聞きますが過労死が一般的、つまり国民の死因の上位10位に入るわけじゃないでしょう。

シリコンバレーにきたらめちゃ働くことになります。 収入は多いかもしれないですがワーカホリックは嫌だとなればシリコンバレーは向いていません。とにかく皆働いています。因みに超ストレス社会でもあります。それが嫌で母国(通常ヨーロッパ)に戻っていった友人、私の周りだけでも数人います。シリコンバレーは働くためにいる場所です。薔薇色の話ばかりBLOGに書いている人もいますが30年も住んでいますから本当のところを私のBLOGでは書いておこうと思っています。そんな内容が多いと思っています。

最後に、休暇中も働きますよ。私は家族と出かけても一日3時間程度はやっぱり働いています。 まさしくワーカホリックなのです。でもわたしのようなのが普通です。特別ではありません。 ベンチャー時代はもっと働いていた。

シリコンバレー 番外篇 ARMとソフトバンク

ソフトバク(孫正義さん)がARMをnVidiaに売るというニュース。現実になるかどうか規制当局次第なところですが

孫さん ビジョンとかテクノロジーは今後一切口になさるなと不遜ながら言いたい。”私は投資家だ”と言えば良いのですと思います。 

ARMは今現在テクノロジーの中心にいてずっと中立を守ってきた。一社がコントロールするとはいえどの顧客とも競合にならないようにしてきたわけです。nVidiaは違う。

Apple、 Qualcomm、 Samsung, NXP, MediaTek, どうするかな?

以前、MIPSはこんな塩梅で結局めちゃくちゃにされた(SGI, Imagination)。 ARMはSoftBankそしてnVidiaでめちゃくちゃにされるだろうか?

私はARMにもかかわったので友人も多く評価はまちまち。目先のお金に興味ある人の反応は好意的、技術進歩などよりエンジニア的見方をする人の反応は否定的。まるで今のアメリカの政治見たい。。。長い目でみるとRISC-Vなどの育つスペースが出来たとみるか。でも私自身RISC-Vにも関わりましたがまだまだARMの域に達するには時間がかかる。そんなすぐに追いつけるほどARM(テクノロジーというよりビジネス)簡単ではない。

 これまでやってきたことをもう一度金と時間を賭けてやる(新しいCPUに焼きなおす)のかなと思うともったいないという気持ちもあります。同じことをまたするのなら、金も時間もエンジニアももったいないように思う。RISC-Vで一からきれいにやり直す、新しいアイデアで? CPU,ソフトウエアは過去の遺産をそんなに簡単に交換できないのだけれど。 

データセンターで頑張るようなことを聞きましたがそれだったら別に会社を買収するほどでもないのでは? SGIはそんな意図があってMIPSやCRAYを買収したけれど成功しなかった。しかもライセンシーが少なくなった(当たり前かもしれないですが)。

ソフトバンクがARMを買収した年のARM TECHCONで孫さんのメッセージを聞いたけどよく理解できなかったが今も全然理解できない。金になったから良いのでしょうね。投資家判断では良かったのか。ほっとしたのかな? IPO(再上場)だったら損をしたかもしれないですから。

投資家にめちゃくちゃにされた会社はどこにでもあります。お金は作り出すことができると同時に壊すこともできる。どっちに転ぶかは5年たてばはっきりするでしょう。5年後には私は少なくとも第一線は退いているでしょう。だから関係ないとは思いたくない。 次のテクノロジーを常に追いかける。やはり次はRISC-Vかな? 今は大学生とそれにちょっと毛が生えた程度の会社が多いが中国はRISC_Vに大きく舵を切っているように思う。nVidiaはUSの会社。今回の件で益々その傾向に拍車がかかるでしょう。

 

シリコンバレー スーパーエンジニアになる

技術的に優れてスーパーエンジニアになる方法もありますが私自身がそんなに優れたエンジニアではないのでその奥儀は書くことができませんが、技術的に優れなくてもスーパーエンジニアになれるのです。

それは見方を変える。

以前上司にエンジニアとして成功したいなら、

ー技術的に本当に優れるか もしくは

ーセールス になることだ  と教えられました。 

セールス? 彼曰く 人はみなセールスマン。Bill Gatesさんだってエンジニアとして成功したのじゃない。彼は自分(たち)の技術をうまくセールスして成功したと言うのです。 エンジニアとして昇進していくとある時点で必ずやセールス的感覚が成功に寄与する割合が増えてくるというのですね。

当たっていると思いませんか? 技術だけをやってきた人と技術が良くわかるがビジネスができる人、エンジニアはしょせんコストセンター、プロフィット(利益)を出すのは”売る人”です。

スーパーエンジニアって、なにも技術だけじゃないんですよ。自分は技術的にはそこそこだけど、ビジネスのセンスがある、顧客に好かれやすい、となればあなたはスーパーエンジニアを使うスーパーエンジニア(もしくはマネージャ)になれますよ。プロモーターとも言えますが。

色んな道があるということですが、人はすべてセールスマン。 私も今こうやって私自身をこのブログでセールスしているわけですね。

技術だけじゃない。自分の特徴、長所を誰か他の人に見てもらうのは価値がありますよ。 誰もいない? 私が見てあげましょうか?

私は一緒に働いたセールスが皆推薦してくれるセールスの目からみたらスーパーエンジニアです。ですがエンジニアがみたら普通の技量だと思います。私は売るのが上手だそうです。契約はできませんがね。これはセールスの力量がものを言います。契約締結と売る、似ているようで違います、とても難しいのです。契約なんて簡単さとエンジニアは思いがちですがいざやってみると大変なことがわかります。エンジニア上がりのトップが往々にしてセールスをないがしろにするのですがそのような会社は結局長続きしない。セールスは会社にとって必要不可欠です。エンジニアをアウトソースできてもね。誰かに売ってもらうことはもちろんできますが昔から言うでしょう、売る人(商人)が儲け、作る人(エンジニア)ではないと。だから会社がより利益を得るには誰かに売ってもらうのではなく自分たちで売るのです。たとえベンチャーでもセールスがいるのはそこに理由があります。

シリコンバレー お金を稼ぎたい

お金を稼ぎたいですか? まず、日本のエンジニアと比較すると給与は良いです。今現在のことですよ。ドットコムがはじけたとには悲惨なくらいに給与は低かった。はじけなかった私のいたスタートアップも30%カット、10%カット、6%カットというのを4年程度の間に繰り返しましたから。

私より数年年上の友人がいます。セールスのエグゼクティブとして成功しかなりなお金持ちです。家を何軒も持ち(不動産投資)もう全くお金のために働く必要はないですが暇だからと今もどこかの会社で副社長をしています。彼くらい人脈があるとどこでも働けるのです。

そんな彼のお金持ちになる秘訣。

ー起業の心有ればやってみればいい。でも成功の確率は本当に少ない。だから大多数は起業家にならないでその周辺にいる。優れた起業家と行動を共にできるチャンスが有ったら裏切らずついていけ。  私の亡くなった元上司はこの典型。2度会社を興していずれも買収され富を築かれた。彼には5人の”いつも一緒”の人がいた。私? 3度目の会社でようやく声がかかりかけた矢先に急死されたので立ち消え。。。

ー自分の技術を高く売れる職につけ。医師、弁護士などですね。

ーでも大多数は雇われである。スタートアップの最初のコアメンバー(先ほど記述)ではない普通の社員。会社によってはそれでもお金は作れます。GAFAが人気あるのかそこが大きいです。私は単なる開発エンジニアですが収入は日本の標準で比べるとずっと多いです。 でも彼がいうのはそれでは”お金持ち”にはなれない。 会社で”お金持ち”になるには、お金に近づいていく必要がある。 というのです。 それは

ー社内で昇進するか、転職ででも、できるだけ上の地位につくこと。上の地位に就ければつけるほど良い。当たり前ですね。CEO, CFOがそのトップだそうです。上の地位のチャンスが来たら迷わず取れ!と言います。

ーもう一つの方法はセールスになる。セールスは給与(低め)とコミッションである。セールスはお金に一番近いところにいる。セールスで成功するとお金持ちになれる。確かにセールス、羽振りの良い人が多いですよ。エンジニアからセールスにキャリアを変えたものが沢山います。私はマーケティングにまで進みましたがマーケティングはコミッションないのです。一緒に大きな商談をClose(契約締結)しても私には一銭も入ってこないがセールスにはほとんど1ミリオン$程度も入ったような商談もあります。

お金が稼ぎたいなら、どうするとお金を稼げるのかを勉強することが大事です。 たとえエンジニアでも。

そうそう、彼曰くもっと簡単な?方法もある。それは お金持ちと結婚することだ!そうです。 友人の中に奥さんの会社が大成功したおかげで引退したのもいますよ。いまはイギリスにいる。奥さんの母国。

シリコンバレーのキャリア

以前私は上司に

ーシリコンバレーで収入を上げたければ、キャリアを上げたければ(昇進したい)、転職することだ。 お前は一つの会社に長くいすぎる

と言われました。あの当時最初に働いた大きな会社で既に10年目に入っていたのです。彼とは今でも懇意にしています。さて、その心は?と言うと

ー一旦会社に入ると通常の昇給は大体2~5%程度。これが相場です。つまり今の給与が150000ドルとして3%とすると154500ドルですね。月当たり400ドル程度。税金(大体35%は税金と考えておいて良いです)を考慮すると月当たり300ドルにもならない。つまり一日あたり15ドル、時間にすると2ドルですね。 ここまで考えると少ない。。。

ー昇進するか? エンジニアのレベルであれば大きな会社で数レベルの給与ランクを持っていればランクは上がっていくのですが一つ下のランクの最高給与レベルとその一つ上の最低レベル、そんなに変わらないことが多い。例年大体3%だったのが昇進した年だけ6%だったとしても先ほどの計算例でみるように大した増加ではない。

ーマネージャになれるか? ここが日本とは違うところです。マネージャにはもちろんなれますよ。でも空きができたら誰かが昇進するというのは保証されません。外部からマネージャを雇いいれることの方が実は多いです。私はそんな形である会社に転職しました。面接をした相手の数人は入社後は自分の部下になるのです。会社によってはそれを知らせないで面接させるところもあります。入ってきたら上司になっていた。。。ですね。

だから転職しろ、となるわけです。転職時は給与が上がります(通常)。マネージャとして入社した会社は前の会社の給与の50%アップでした(ボーナスを入れると2倍以上です)。そのまま一つの会社にいたら何年たっても到達が難しいかもしれません。

転職するとなると、会社によってはカウンターオファーといって残ってもらうために会社側がオファーを出すことがあります。 この場合よく考える必要があります。 その時は必要だからカウンターオファーをもらえたがマネージメントからすると”こいつは転職をいつも考えているに違いない”と思われることがあります。だんだんとメインのプロジェクトから外されたりもします。ですからカウンターオファーはよほど条件を詰めたうえでないと取ってはいけないのです。全部書き物にしてサインをしてあることです。口約束や勝手な理解をして残ると後で必ず後悔するそうです。

退職金はありません。ですから勤続年数が長ければ長い程いいわけでもないです。一方6か月、1年程度で転職を繰り返すとジョブホッパーとみなされマネージャには好かれません。3年から4年。仕事にも寄りますがソフトウエアエンジニアなら2年でも。半導体チップエンジニアの場合プロジェクトが長期なので3年くらいはかかるでしょうか?プロジェクトの途中でも転職しそうだと思われたらあまりいい印象受けないですからね。

転職の理由は必ず聞かれます。あくまでもポジティブに。お金が少ないはあまりいい印象でないがキャリアを作るためは良い、とかあります。

お金が欲しいですか? それは次のブログで。

長年働いてもあまり会社は報いるとは限らない。

シリコンバレーとLinkedIn

LinkedIn, このページを探し出した(ありがとう)くらいなあなた、アカウント持っている方も多いのではないですか?

LinkedIn,私も大体500人とつながっていますがその内わずか10%程度が今も実際にコンタクトがある程度、でも、知り合ったら、相手からコネクトをリクエストされたら、相手がビジネス見え見えでなければ(ビジネス見え見えとは不動産、投資など)コネクトを受けています。

理由?  LinkedInを見ていると仕事を見つけることができる、仕事を探している人(主に契約社員を私は探している)など仕事に関する情報を効率よくサーチすることが可能だからです。

先にも書きましたが従業員が候補者を探しています。その紹介した人が面接をパスして入社すればボーナスがもらえる、しかも会社によってはそれは業務上のポイントにもなるのです。

しかもプロのリクルータはLinkedInで人を探しています。

探してもらうためにはキーワードが大切。今はやりのキーワードはというと 例えば

ーAI, CNN, DSP,

Facebook, Instagram, Line, Tik-Tok だけじゃなくLinkedInも作っておきましょう。仕事だったらこれが一番役立ちます。