数字に強い

面接でも実際の仕事でも、数字、数学は基礎、基本要素です。これは職業によりません、と言ってしまおう。以前も書きましたが学校で学ぶ教科では数学、算数は

英語

などよりよっぽど重要。英語はぶっちゃけた話、そんなに重要ではないです。エンジニアなど、ペラペラと価値のない英語を話すような人材か、英語はどうもあまり話せないがエンジニアリングで長けた人材、どちらを採用するかというと、後者。 英語は不要、とまで言い切れます。英語、英語ってやってるから日本は落ちて行ったんだと私は思います。エンジニアリングに進まなくとも数学力がよっぽど重要です。

さて、数字。数字力とでも言うんでしょうか? 面接でも実務でもとても重要です。そこで、

先ごろ読みましたが日本人の金融資産は2000兆円あるんだそうです。 これは多いのでしょうか? うわああ、そんなにあるの? となりますか? 検証してみましょう。 日本の戸数、一人暮らしもすべて含めて今現在おおざっぱに言って5000万戸です。大体合ってますね。人口1億3000万。2000兆円をぱっと5000万で割ると4000万円。こんな平均何の意味も持ちませんがこんな値になります。 以前書きましたが人間世界大体20・80。つまり20%が80%を持つ(持つ以外にも生産する、消費するとかありますがどれも大体この割合が成立する)。今はもっと偏り10・90なのだと聞いたことがありますが20・80を使いましょう。そうすると5000万戸の20%はというと1000万戸。それが1600兆円を持っていると計算されるので、そうすると一戸あたり1億6000万円。1000万戸もいわゆるミリオネア―がいるの?となりますが、 実際にはその20%を再び20・80のルールで割っていくとより現実に近くなります。 

さてそこまで計算すると、実際2000兆円というのは

決して多くは無いのです。 

一部、大体率にして5%程度の戸がミリオネア―だと見ておけばいいのですがその5%の80%はやっと一億が超えた程度のミリオネアーという計算になります。

実際上位5%を除き資産は増えていないのが現実です。上位1~5%が資産を増やす割合が大きい(お金がお金を産み出す速さはとてつもなく速いです)。結果金融資産の総額が増えているのですが大多数の戸は増えていないか減っている、というのが数字を検証していくと見えてきます。

数字を検証、解析することはとても重要なのです。 

設計をやっていると時々 

うそだあ

と思えるような数値を知らされることがあります。

それをそのまま信じるのか? 検証し直すのか、 数値に疑問を感じる能力があるのか?

勉強で知識を得ます。 経験は知恵を深めることができます。 どちらも重要です。 

数値、数字、いや数学、算数を勉強して経験することがとても重要です。人間、大きな数値、小さな数値に騙されます。 とくに大きな数値に騙されるのですが実は小さな数値にも注意を払うことはとても大事です。

英語を勉強する時間で数学、算数が勉強できない、としたらちょっと立ち止まって考えたほうがよいと思います。

英語力と言うのは 不要です。 以前も書いてますが話す内容こそ意味あり。 つまらん会話は30分もすれば飽きます。次につなげるのは内容です。きれいな発音や完璧な文法では決してありません。

国語は重要です。 教養を付けるにはまず国語。読解力とも言いますか。