働く

シリコンバレーでもどこでもUSAで働くにはまず法律上働ける必要があります。 国民(国籍上)、永住権保有者であれば一応法律上は働けますがそうでなければいわゆるビザが必要ですね。 ビザはとても複雑で種類も多くわかりにくいですが、 

面接を上手く突破して会社のオファーが出ても、それで働けるというわけでは無い。

ビザは国家が出すもので一企業が出すものでは無いのです。 申請をしてくれますが申請したら必ずしも通るものはありません。 普通、申請後結構時間もかかります。仮にその間滞在できる別なビザなりを持っていなければ国外に出る必要があります。出ない場合、不法滞在となるわけです。通常は自国に戻ります。以前はビザの面接は自国(パスポート上の)USA大使館で受ける必要があり(今もかな?)カナダ辺りに一度出て再び入国するといったことが出来なかったはずです。ところで、一般的な弁護士は特殊な職業では無いですよ。エンジニアの方が、博士の学位を持つような、の方が余程特殊でしょう。普通の弁護士でビザが優先して発給されるとは余り考えられないですよ、普通に考えたら。 私の住む近所だけでも弁護士3人。特許を扱う弁護士もいますがわたしも例に漏れず個人的な弁護士を一人持っています。それくらい弁護士は多い。

時々子供が出来たら子供がUSA国籍だから親にはビザが出るように勘違いされることがありますが、子供が親のビザスポンサーとなることはありません。永住権のスポンサーになれますが子供が成人(18歳)になるまでだめなはずです。つまり子供はそのまま居れるけど親は自分自身が滞在出来る資格ない場合、最悪強制送還されます(これは良くある話です、実際)。先の大統領はこれを積極的に実施したので親子離ればなれな子供が多く居るくらいです。子供が出来たら大丈夫なんて思わない事です。

ビザはとても難しくなっています。

ここがネックですかね。 これはその時々の情勢などによります。私がやってきた80年代後半、ビザは難しかったが永住権は簡単だったなんて頃もあるのです。今は永住権はもっと難しくなっています。 ビザから永住権を取得するまでに3~5年は普通にかかるのです。 しかもビザは普通のビザである場合(この場合H1, L1ビザ)6~8年程度(更新を入れて)です。永住権のスポンサーになってくれる企業を探すことから始め時間はあまりないのです。

とこんなことを書いてますが実に色んなビザがありその種類によってはずっと更新できるようなビザもあります。 私の知人である台湾人は台湾系の会社のシリコンバレー支社の長をしていますが経営側に降りるようなビザをもっていてずっとビザで滞在しています。いずれ本国に戻るから永住権は取っていません。理由? 税金です。 国民と永住権者は国を離れてもアメリカの税法上は税金を納める必要があります(日本とは異なる)。ビザであれば本国に戻ってしまえば、税法上違った解釈になるんだそうです。 20年もUSAにいて本国に戻るのかなと思ってはいるんですが引退したら台湾に戻ると言っていますからその予定なのでしょう。まあそんなことまで人生設計では考えておかなくてはいけないんですね。 ソーシャルセキュリティー(いわゆる年金です)はどうなるのかな?と聞いたことがありますがどうやらそれはもらえるとか。。。 そんなことまで調べている、いやアドバイスできる台湾系の人脈があるんですね。

私ももう還暦。あと8年は働きますが(定年という制度はないのです)、その後をどうするか考えないと。まあ8年働けるだけの勉強と経験を続ける必要があります。勉強を続ける、絶対必要です。

USで働くなら、いやどこで働くのでも人生設計はやはり大事ですね。若いころから怠りなきよう。 後で後悔します。