学歴について以前書いたことがあります。
ことエンジニアリングに限るなら日本は
低学歴国 です。
大学卒程度ではもう太刀打ちできないと書いたことがあります。
低学歴? エンジニアリング(技術職)なら周りを見てみましょう。 どれだけ同僚、上司、部下に博士がいるでしょうか? 私はこの20年以上博士率50%以下の職場に居たことはありません。 いまや60~70%博士もごく普通です。 研究をやっているわけではありません。もちろん研究職みたいなことをやっていた、いる同僚もいますがほとんどは開発職、つまりエンジニアです。
大学卒程度では即戦力にならなくなっているのですね。 修士課程でもきついこともあります。 キーワードは即戦力。 なんども書いているんですが即戦力として誰であれ雇うわけです。 人を雇うのはマネージャの仕事であり責任。人を雇ったらその成果を上司も周りに見せる必要があります。即戦力以外考えられないわけですね。
日本は資格、検定大国。 以前書きましたが法律で守られている資格以外、
無意味。
弁護士など法律で守られていますが、逆に国内に縛り付けになる。日本の弁護士の資格で他国で弁護士をすることはできません。 学歴は違う。どこに行っても意味を持ちます。私は日本の大学での学歴だけですが立派に用を成している。 もっとも博士まで行っておくんだったと後悔しています。
低学歴ではエンジニアリングで勝てるわけはない。 以前は日本の企業、社内教育はするは、優秀な社員を海外に留学させるはと至れり尽くせりでありましたが
これからは 自己責任
企業に頼ってはいけない。
エンジニアは一生続けられる。 その基礎となる学業はもう修士を超えて博士まで。 さて博士まで行くとなると財政面で不利。。。
私は大学教授と言うのはプロデューサーだと思っています。研究できる環境、優秀な人材を集める。その人材が十分活躍できる環境、それには財政面も入ります、を提供することです。
そんな環境を作りたいですね。