シリコン 拡大

シリコンバレー、 続々とオフィスに戻ってきています。 大きな会社、例えばGoogleなど、通勤のためのバス(とても快適、WiFiあり)を出していますがもうほとんどフルサービスに戻ったようです。私の居る会社もサービスを始めています。 カフェテリアもオープン。 ただ、人員拡張の速度とオフィス拡張の速度がマッチせず(人員拡張の方がずっと速い)でこれからは在宅とオフィスの混在になることもありそうです。もっとも何度か書きましたが人は交わることでイノベーションを発揮する動物。100%在宅ではつながりも薄れイノベーションも弱まっていくでしょう。従ってシリコンバレー空き地という空き地がオフィス化している、それと増え続けるエンジニアを賄うための居住領域となってきています。 まあ、建設ラッシュです。ひところホテルの建設ラッシュもありましたがこの2年落ち着いているんですが再び始まるかな? 

シリコンバレーの拡張はこの地域だけでなく北カリフォルニア全域、南カリフォルニア、アリゾナ州、テキサス州、フロリダ州、はたまたイスラエル、ロンドン、インドなど国境も超えて広がっている。 

テクノロジーはこの当面留まることをしないでしょう。 留まってしまうと食われてしまいます。 それくらい速度は速い。 20・80のルールでも話したことがありますが、エンジニアの20%が優秀、10%は極優秀、で80%は普通のエンジニア。今のように拡張しているときはこうした80%にもチャンスなのです。設計って、自動化出来ているようで実際には設計はエンジニアが遂行し、その設計検証もエンジニアがやります。とくに検証は設計の3~4倍はかかる(時間、工数)というわけです。目に見えない裏方のようなところで働いているエンジニアがほとんどです。

しかも、今やテクノロジーは国家的問題、いや安全保障問題にまで発展しているわけです。 

こんな時、 日本でくすぶっているエンジニア諸氏、 ちょっと外に目を向けるとチャンスは一杯あります。 日本は友好国なのですね。