シリコンバレー 数字

数字、数学に強いことはエンジニアとして、いや、生きていく上で需要なことです、と経験から何度も書いています。

数字の感覚を持っているか? 実は面接でもよく数字の感覚を持っているかを見られます。 シリコンエンジニアであれば、設計の感覚、例えばゲート数、消費電力、最大周波数などありますが、それ以外にも設計に要する時間、人員の数、必要とするツールのライセンス数など設計にかかる数字なども数字に入ります。実務をしっかりしていないと実は難しい。実際の実務ではなく、以前書いたと思いますがG社の面接(私が実際に受けた)ではEVのチャージャをどれくらいインストールすればいいのかという見積もりをどう導き出すかと言った数字の質問もありました。 数字の感覚はエンジニアのみならずマーケティングでも、セールスでも、いや人事でも必要なことです。実生活でも重要ですよ。

感覚だけではなく、エンジニアリングの世界では線形代数、確率、微積分を含め数学は必要です。数学力を鍛える。受験の数学ではなく。解き方を沢山知っていてもあまり役には立ちません。テストされるのではなく、数学力を使って問題を解くのではなく、設計をする、モデルを作るということです。解き方のパターンがありそれに則り解けばいいという受験数学とは全く別物です。受験数学しかできないいわゆる新人に出会ったことがあり驚いたことがあります。 パターンに合わせて解くことは得意なのですね。