シリコンバレーは 就職の場

なんのことだ? となりますが、以前にも書きましたが日本はこと大学卒のいわゆる新卒においては

就社

ですな、以前はほとんど確実に就社、そして今も。。。 就社して、その後

配属  希望は聞いてはもらえるけれど。。。 てなところです。

就職とは 職に就く。 会社に就くんではないです。 

私は新卒から 就職 しました。 そこが唯一良かったことかな。 大学院(修士課程)2年目、友人たちはどんどん就社が決まっていった。 何するの?と聞いても 配属されるまでわからない。。。 私は入る会社の上司もそのグループの人も既に知っていました。その上司と最終面接をしたわけで、人事部は採用、不採用には関係していなかった。採用の内定をだして、その後法律上の不適正があればそれは人事部が関わりますが日本の大企業のように人事部が採用を取り仕切るというのではなかったのです。つまり、何をしたいかが明確である必要もあったわけです(でないと、面接は通りません)。

シリコンバレーでは新卒であろうがなかろうが そのポジションに応募するんです。 会社ではありません。 つまり 皆、 就職、そのポジション(職)に就く。 

どんなことがしたいか、どんな分野、自分はこれから伸びていくと思うかなどを色々と考える必要があります。 何度か書いていますが日本は企業が教育をして人材を人財にしてきたのですがこれからの世の中、人財を求めるはずです。もう育ててなんかいられない、時間も資金も無い。 そんな時代、就職とは、 会社に入ることではないというしごく当たり前なことを把握しておく必要があります。 そしてその職が未来永劫続くとは考えず新しい職があるならそれに向けて準備することも自分の責任。 友人で元エンジニアの医師、中央銀行のアナリスト、保険セールスなどに職を変えたものも沢山います。医師はさておきアナリストや保険、数学力が鍵なのですね。そこに目を付けて自分の数学力を活かして別な職に就いていった。医師になった友人もアップルで働いているし(医師としてではなくサイエンティストとして)。もちろん医師としてのライセンスも持っていますがね。 

就職を めざしましょう。 社に入るのは 入社。