何度か書いてますが、当地シリコンバレー、それなりに日本人はいます。実際補習校(土曜日)、小学校から高校まであります、は大きくなんでも世界でも指折りに多くの生徒が居るんだそうです。校長先生は文科省から派遣されてくるし義務教育期間の教科書の配布もあります。
子供たちの多くは
1. 派遣で来ている家族の子供
2. 配偶者の一人(90%以上は女性)が日本人である家族の子供
3.少数ながら我が家のように夫婦とも日本人だけど当地に腰を据えてしまった家族の子供
1が一番多く、続いて2,そして3です。 3が少ないのが日本の特徴でしょうか、他のアジア圏の家族と比較すると。
さて私のいう続きというのは2,3。 つまり派遣ではなく 来なさいということです。 なんで?
私は日本に沢山顧客が居た時期があり、 XXX君を少しの間シリコンバレーの支社に配属させて経験をつませようと思っています。その節はどうぞよろしく
なんていうお願いを何度も受けました。 経験をつませる が目的でその後戻って。。。 というわけです。
でも、今 戻るところあります? またそんな2,3年の経験何の役に建つんだ? と疑問でありました。 2,3年の派遣で来ている間に転職するくらいの気構えで来ているなら良いんですが、そうでなければあまり意味を持っていないなあというのがその後その派遣で来ていた人たちと日本で(ベンダー、顧客の立場で)再会したときに感ずることが多かった。
派遣で来ている間に転職できるのか? できますよ。 ただビザを取れるかどうかだけです。 支社に派遣される場合L1などのビザですがこれでは転職できません。Hビザが必要ですがそれは転職先の企業が申請する必要があります。ビザの申請に関わることはあまり気にしないで良いんです。要は面接にパスすること。面接を受けることはもちろん秘密にすることです。ただ聞いたところでは派遣中に転職したら派遣にかかった費用を会社に戻すなんていうことで箍をかけているような会社もあると聞いたのですが本当かな?
積んだ経験を活かせる場が日本にあるなら日本に戻れば良いですがその場が他の場所(シリコンバレーも含め)にあるようならその場にいるほうがより深く経験と実績、実力そして人脈を作れるというものです。 人生仕事だけではないですが、そんなこと言っていても仕事が実際には人生の大半を占めるのです。 仕事だけじゃないと言う人のほとんどは実際にはあまり良い人生を送っていません(いわゆる強がりなことが多い)、私が遭遇したケースでは。 仕事はそれくらい人生に関わってきます。