どちらも じんざい と読む。
人材募集 とあるが 人財募集とはあまり書きませんね。
日本はこれまで、そうだな、 材料(人材)を入手して、財(人財)を作って来た(育ててきた)のでしょうか? その財はしかしながらその会社に役立つ財であって必ずしも他所で役立つわけではないような。そうだな、円(財)を沢山作ったけれど、円ではUSAでガソリン一つそのままでは買えないように他所では役立つというわけでは無いような例で。
でも財でありますから交換条件さえそろっていれば、いや交換できるのであれば有用な財であることに違いはないんですね。 交換のし易さはありますが。 例えば成田空港で両替をしようとしても例えばチェコの貨幣は交換できない。銀行が買わないんですね。でも㌦なら簡単に交換できる。チェコの貨幣で1000㌦に相当する価値のお金を持っていても日本では役立たずなわけです。利用できる範囲が少ない。ある会社に特化したやり方に熟練というのはその会社にいれば財なのでしょうが他所に出ると価値がなくなるように。
で、シリコンバレー、 どちらの じんざい を求めているか?個人の力量(技量)は人財です。これは何もエンジニアに限ったことではありません。優秀なセールスは何でも売ると言います。半導体を売っていたセールスでその後保険を売るようになり成功した例、知っています。一人のセールスとして優秀だったのですね。でも同じように半導体を売っていたけれど保険セールスでは上手くいかず再び半導体に戻ったものもいます。彼は周りのサポートが手厚くある半導体セールスはできても保険セールス(これはどちらかというと個人業)は出来なかった。サポートに委ねて売り上げをあげていたというわけです。
シリコンバレーにも材料を仕入れて財をつくるような会社もありますが財をつかって財を作るような会社の方が多いです。 財が財を作る速度は速い。材料からというのは長丁場なのですね。
であるから、 自分がどれだけの財になったか、自分の財をどう大きくしていくかを常に考えておくことは必要。そしてその交換条件が有望かどうかもね。
財を大きくする方法は 回すことだ と以前書きました。 回すのですがどう回すかはとても重要です。
いつまでも材料のままでいないこと。古くなって使い物にならなくなります。 財は価値を上げていくこと。これは交換条件を上げていくことでもあります。 材料を使って財を作るのは個人の義務。
財ならばよい仕事はいくらでも見つかります。 材では今や難しい。 材から財へ。これは学生時代から考えて行動することです。
しかも財の相対的価値は変動する。上下があるわけです。まあ、株式のようなものか? 高級諸費財のようなものか(昨今Rolexの時計がとんでもなく上がっている(実勢)聞きますが人気が下がれば落ちるように)? 半導体関連でいうと10年周期。10年毎にエンジニアの需要が増えて相対的に価値が上がっているような。。。今価値は上がっております。AIのおかげです。それと5Gかな。 価値が下がったからと乗り換えることもありますがファンダメンタルがきちっとしていれば、そして嵐を耐えることができれば盛り返すこともあります。もちろんそのまま廃れてしまう(価値を失うこと)もありますから評価をどうするかというのはとても大切です。 以前書きましたが旬に乗れれば一番価値があがりますね。
なんて財、財 って書いているんですが、これは自己責任です。人生長い。長く価値を保てることは重要です。 昨今ユーチューバー氏が増えていますが人気ある間だけでしょう。その人気を取るためにあること、ないことしゃべる人もいます。口先だけでちょっと考えたら中身空っぽのような。。。ホテルや料理を紹介したりビジネスクラスに乗ったとかいうのを紹介したりというのもありますが財につながるのかな? お金じゃあないですよ。