言うだけは ただ の続き

以前誇張を書きました。 誇張は良いんです、皆誇張するんです。

でも 誇張と言うだけは ただ は違いますね。

日本で溢れている書籍を見ると、 以前も書きましたがどうでも良いような入門書が本当に多い。書店で15分もすれば読み終えてしまう。これなど私には 言うだけはただ のような書籍にしか見えません。私は必ず著者の略歴を確認します。それと、どんな文献などを参考に挙げているかも。10万本の論文を読破したということで書籍を書いておられる著者の書にはわずか10くらいが時々出てきたように思いますがそれだけ。かたや、きちっとした書を書いておられる著者の書をみると、そのリストだけで目が眩むほどでておりしかも著の中で参考があるごとにそのページなどを示している。

言うだけ、これでお金になるような時代になってしまったわけです。ユーチューブ、インスタグラム、 BLOG。。。 

こんな時代ですから、それだけに情報の出どころをよく吟味する必要があります。 BLOGなどいわゆるカット&ペースト。間違った情報をそのまま使いあたかもそれをそのまま使っている、つまりその間違った情報がどんどん伝搬していく。 悪貨は良貨を駆逐する と言いますが 

正に それが起こっている 

評論家のような人が増えました。評論家、参謀 って、 自分では実行しないのです。 だから なんでも言える。 なんか聞いていると 正しいように聞こえるし、簡単にできそうに思える。 でも、実際にやってみると世の中そんな甘いことはないのです。 新卒に2000万出す、とか言っている通称シリコンバレーのエンジニアさん、家内が言うには家を借りているそうです。本当にそんな給与をもらっているなら家内曰く、もう家を買っているはず(だって借りても、買っても月当たりの出費は同じくらいになります)だとか(確かに)。だから家内曰く、嘘だと思う、と。 嘘だよ、と言ったら、そうだよね。と。。。 もっとも超優秀なのかもしれないですが(そしていわゆるミリオンダラーエンジニア)、そうした人はYOUTUBEビデオを作ることはあまりしないのでは?

こんな情報をだすのは 面白可笑しくしてそれでビデオの再生数を増やしたいからですね、きっと。そうするとお金になります。でも役にはなりませんね。以前も書きましたがこのようにあいまいな、いや有害ともいえる情報が氾濫している昨今、考える力がより求められます。 そして、採用面接もそうした能力を試そうという方向にどんどんシフトしています。コーディングのスキルなどは一人が面接すればそれで事足ります。