当地は有名な大学、世界的には知られていないが優良な大学も多くあります。超有名ではもちろんスタンフォード大学とUCバークレーがありますがそれ以外にのUCシステムキャンパスも今では中々入れません。UCシステムと並行してState Universityシステム(UCシステムより格下なんて言われますが)も最近は中々難しい。。。 もちろんこのような大学には留学生も多かった。もっとも前政権の徹底的にアジア系など(移民)を毛嫌いする白人主義な人物のえいきょうやCOVIDの影響もありこれから留学生は激減するかもしれない。危機を感じているのは大学。留学生は収入になるだけでなく圧倒的に優秀なのです。教授というのはマネージャ。自分で研究を進めるのではなく研究できるそんなチーム、環境を作るのが仕事だとか。どんなプロジェクトを進めるかといった方針、方向などを定め、チームと環境を整備する。ここでもやはり 人材 一番重要。 アジア特に中国の大学は実力をつけていますからそろそろ留学させるまでも無いようになってきていることもあります。いずれ中国に留学というのも多くなるでしょう。経済的に大きくなるのですから学んで人脈をつくるのに留学は役立ちます。
そう、大学は学ぶと同時に人脈も作れるのです。実際人脈は重要です。特に修士、博士課程での留学では。アドバイザー(教授)を誰にするかというのはとても重要。進む大学も重要。人脈網を持つ教授はやはり人気があります。
日本では、過去のことになるかもしれませんが、大学はアカデミック、研究命。。。的なところがあった。私が在学のころ、一つ上の人でしたが丁度企業の最終面接の日とアドバイザーである教授の研究発表が重なったことがあった。教授の研究を手伝う(実質やっていたのはその人)立場だったのですが教授はその企業に電話をして面接日を変えてもらおうとしたが出来なかった。さて、その教授、面接に行かせなかった。結果、その企業には行けず、2番手の企業に。。。仮に面接に行っていたら? 仮定ですが恐らく推薦状は書いてもらえなかったでしょう(あの頃推薦状無い場合、大学推薦枠での入社は出来なかったのです。ちなみに私は大学推薦枠ではなく一般応募で外資系に。教授に好かれる性格では無かったのですよ)。研究の方が大事 というわけです。つまらない研究だったと思いますよ。学生の人生と自分の研究、どっちが大事やねん。です。また私と同窓の友人の場合、優良企業の内定までもらい(ということは基本決まりです)良かったと思っていたら一つ必修科目の履修が出来ていなかったことがわかり急遽、テストだけすることになった。勉強猶予2週間。結果? 不可。 あそこであの教授、不可をだすか?その科目、どこまで重要やねん? まず一生使うことはないでしょう。つまり卒業後の人生で全く関わりない科目。しかもテストをする理由すら知っていたわけですよ、その教授。結果、留年。 彼はその必須のためだけに1年在学。なんともバカバカしい話です。
今はこんなことはないとは思いますが同窓の友人の中には大学教授になったものも少なくないですが企業でのことを話すと、ほとんどの反応は ”それは研究が終わってる。論文にならない”です。 修士程度の過程に進む学生に今ホットな、いや、今やっておいた方が有利,優位になるような勉強より研究(論文)を優先させるんですな。 そんな研究はいわゆるポストドクター(博士を取ったあとの学生)とでもやれば良いんだ、といったらひどくむくれておりました。 大学と言うのは。。。。 と、 まあ、彼らも私と同年齢、昭和でそのころの教授が恩師、その影響をもろに受けているのかと。以後、何か相談するようなことがあれば働いて知り合ったUSA,台湾、イスラエルなどの大学教授とするようになりました。 彼らは学生を企業に入れたがっていますしとても積極的です。インターンを引き受けると言うと良い学生をすぐ紹介してきます。
というわけで 若い世代で このBLOGに出会った方、留学を通じての人脈は大きいですよ。
ここシリコンバレーは人のつながりで出来ています。何度も書きますが人、もの、金は回す、回ることで増えるのです。最近入って来た同僚の経歴はというと
台湾で大学卒。 スタンフォードで博士。そのご、 NVDIDA, アップル、グーグル、マイクロソフト(ほぼ5年毎)で今は私の居るフェースブック。輝かしいような経歴ですが、私同様テクニカルスタッフ、つまりエンジニア。研究職でもマネージャでもありません。全くの同格(同じボスにレポートします)。でも彼女はとんでもなく大きな人脈網をもっています。私も大きい人脈網ですが彼女の方が大きな人脈網ですね、きっと。もっとも私の人脈網は世界中だけれど。
大学時代の人脈はとても貴重に思います。特に高校中退の私にとっては、それがしみじみと感じられます。
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