シリコンバレー 日本人 2

先のブログを読まれたなら、すこしがっかりさせたかもしれない。いや、一人でやってくるには不安にさせるような内容だったかもしれないかな?

でもね、例えば領事館。日本の領事館はあまり親切ではないですよ、経験では。はるか以前日本で不幸があり家内が急遽日本に行く必要ができた。子供はまだ生後間もなく、飛行機に乗れるようにはなっていましたが置いていくことはできない。パスポートも無い。。。領事館に電話しましたが最低でもXX日かかると言う。とにかく出国と日本入国させ出来れば日本でパスポートの申請をするからと(この場合米国のパスポート、子供は米国生まれですから二重国籍)そのための最低必要な書類さえあれば良いんですとお願いしたんですよ(出国はおそらくできても入国できないと困るので)。でもそんなに急に書類は発行できないと。。。仕方なく、ダメ元でホワイトハウスにも電話した。 その日担当のぺてぃーオフィサーと言うんだそうですが事情を説明すると、少し待たされましたが今からサンフランシスコにあったパスポートセンターに行けるか?と。写真を持って出かけて行ったのですが2時間後にはパスポートの発行は終わりました。その日のうちに航空券を手配(とても高くつきましたよ)してかないは次の日、日本へ。正しく次の日、電話をしてから。ホワイトハウスに電話をしたのはあれが最初で最後ですが、あの時担当だったオフィサーの名前を憶えておくのでした。と個人的な経験でした。

あまり同国民に親切でなくなるように思うのは私自身の経験が大きいですが、ひるがえって考えると、昭和世代な私のような爺は ”自分は苦労してやってきた。 苦労するのも必要だ”だとかそうした昭和根性があるのかなと思ったりします。私は無いつもりですがひょっとすると私にもあるかも、と思っていますが若い世代は違うかな(いわゆる平成世代ですね)。違うことを願います。

それと、例の先輩、後輩。 以前のブログで書きましたがこの感覚、考えを持っているとシリコンバレーでは苦労するかもしれません。自分より優秀ないわゆる後輩、若年者がどんどん地位を上げて行きます。それで普通なのです。 でもこうなると自分より優秀そうな人を会社に紹介したくはなくなるかもしれない。ひょっとすると自分より良いオファーをもらうかもしれないですからね。出世も早いかもしれない。早い人は3か月もすると昇進することだってあります。優秀なのだからそれで良いんですよ。自分のボスになったりチームリーダーになったりだってします。