今日はTAXデー。 毎年4月15日までに連邦、州の前年度(今年の場合2020年)の税金申告を終える必要があります。昨年はコロナの影響で7月まで猶予ありましたが通常4月15日。10月まで延長できますが税金を(追加で)支払う必要がある場合仮の計算値ででも支払っておく必要があります(でないと利子をつけて払うことになります)。申告は基本皆行うんです。日本とは違いますね。非常に複雑で私がやってきた当時(80年代)、まだPCも税金ソフトもなかった頃、税理士に依頼するか、ブックレットを元に紙と鉛筆もしくは計算機を使って計算するかしかなかった。PCが家庭に広まったのは税金ソフトが一役買っています。ブックレットを使って手計算していた時期が懐かしい。。。
税金はこの国では一番の政治事項です。共和党はとにかく富裕層や企業の税金を下げたい。下げましたね、前の人(私は大統領だったとは思っていないのですが)、自分のために。自分のために権力をあれほどに使った人物はいない。まだ税金、借金、裁判などあるので何としても権力の座に戻りたがっていますがね(家族も必死。なにしろ、権力の甘い汁を飲むだけ飲んで忘れられないと言ってますからね)。
その政治です。今日の話は。アジア系の中で私が個人的に経験した範囲では日本人はちょっと不思議。
ー村を作り、村を出るとあまり助け合わない。村とは基本的に会社、まあ、ほとんどが赴任で来ている腰掛滞在なのですがその会社内が村。その中でも以前書きましたが現地採用と赴任では明らかに違う。赴任のグループに現地採用は仲間入りさせてくれません。 ボストンにあった日本人会も結局はMITに日本から来ている企業留学生たちの親睦会的なところがあり、結局USAに来た当初助けてくれたのはいわゆるアメリカ人だけでしたね。ジョージア州で先ごろ悲惨な事件がありましたが被害者の子供たちに多くのドネーションがありましたが、あれが日本人だったらどれくらい集まるかな~と家内が言っていました。あんなに集まるとは期待できないとね。私もそう思います。
ーどんなに長く住んでいても、子供も家族もいても永住権のままでいる人が多い。 永住権、まあ、住むことができるのですが、政治力はないですね。なにしろ投票できない。立候補もできない。 しかも、家族を連れてくることもできない(できますが限りなく優先度は低い)。日系の苗字に政治家もいますよ。でも彼ら、彼女らは純粋にアメリカで生まれたアメリカ人。日本人ではないです。日本にいる方勝手に誤解するんですがね。 翻り中国、台湾、韓国、ベトナム、インドなど他のアジア圏からのいわゆる移民、選挙権を取りその中から自分たちの代表のように政治や官僚の世界に進出していく。 住めて生活できれば良いや。 配偶者がアメリカ国籍だから大丈夫だ… なのかな? 私? しっかり投票していますよ。町の小さな組織でも給与のないポジションですが(でも選挙でえらばれる)働いたこともあります。 もう人生の半分以上住んでいるんです。いずれ日本に戻る? ないですな。 自分の家族あり、資産があり、そんな易々と元の垣根に戻るというのはないわけです。
以前書いたのですがエスニックグループが会社内で作られる傾向は強いんです。良い会社だ、伸びそうだと思ったらどんどん連れてくる。数は力。私はなんどもそういったことを経験していますが日本人は弱いですね、結果として。
調べたら今年は5月17日まで延長してくれるようです。 良かった。。。まだ終わっていなかったのです。 税金 大変なのですよ。政治問題する理由は税金を肌で感じるからなのですね。