欲、欲となんども書いてますが再びその話を少し。
意欲はあるか? なんて古い青春もののドラマで良く聞きましたね。なんだかいい響きです。でも
欲望はあるか? となると、なんか欲深い悪いイメージ。でも私が言う欲はこの欲望です。 意欲じゃだめですな、欲望があるか! です。
これから10年の一番重要な戦略的投資は 半導体 です、と言い切りましょう。 とてもお金がかかるのと、半導体って、ノウハウの塊なのです。機材を購入すれば、学校を卒業すれば なんとかなるというものではないのです。だから中国未だに半導体は弱いです。しかも裾野がとても広く、製造関連だけでも幅広く、それに設計を入れるととても広い分野になります。アメリカが未だに強い分野ですが製造に関しては弱くなっています。地政学的に考えて製造をUSAに持ってくること、それにシリコンバレーの巨大企業が投資をするのは時間の問題だろうと私は思います。一社では負担が大きいから集まって始めるのではないかと想像しています。
シリコン、データ、AI(ソフト)。それにバイオと電池ですかね。そのどれもシリコンバレーを含めテクノロジーのハブ地帯(オースチンなど)でより広がるでしょう。 事実バイオ関連はパロアルトからサウスサンフランシスコの至るエリアでとても盛んです(ベンチャーキャピタルの流れている)。
戦略的に投資している分野は人(エンジニア、科学者)を必要とします。
残念ながら日本はこうした戦略的分野での投資がとても低い。企業に体力がなくなっているのですから国家が引っ張る必要があるんですがそんな気配も感じません。
こうした分野で働く、勉強してきた、などであれば今は国外(日本からみて)に出るのも大きな選択肢だと思いますよ。
これからの10年で形成ははっきりするでしょう。