シリコンバレー 収入 雑談

面接のためのトレーナー(家庭教師のようなもの)、コース、WEBサイト、ユーチューブ、 書籍、コンサルタント、 まあ、沢山できました。 2か月で面接に耐えうる実力をつける。。。最後まで面倒を見る。。。など唱っている広告をどんどん見かけるようになりました。 なぜか? 

エンジニアって、収入が良いのです。シリコンバレーだけに限りません。その地域、国で基本的に収入は良いです。唯一の例外はというと

日本 

収入が良くないと優秀な人材がエンジニアリングに進みませんね。私が学生だった時代(1980年代)、工学部を卒業した学生が進みたかった道は商社、銀行などファイナンス関連がメーカーより上だった。テレビ関係(技術職)も人気でした。共通項は 収入が 良い なのです。メーカーにそれでも進んだのは安定しているから。。。というのも大きかった(はず)。私は当時の外資に進みましたが皆に言われたのは何でそんな危ない(安定しない)会社に進むんだと。。。メーカーは安定しているという信じられていましたからね(そうそう、超安定志向を選んだ友人は公務員の道を選びました)。

今は? 以前も書きましたが私は中国で何人か優秀なエンジニアを雇うことに関係しましたが上海、北京では日本の同等なポジション(仕事)である場合50%から100%大きなオファーを出さないともうエンジニアを雇うことはできない状態でした。ベトナムなども収入がどんどん上がっています(あの旺盛な購買力を見ればわかりますね)。 今、日本はエンジニアが安く雇えるのです。考えられますかな? 私が働き始めた35年前と今でエンジニアの収入、日本ではほとんど変わっていないですよ。つまり35年見えるような上昇はないわけです。 その間どうなったでしょうか? 私が関連する半導体関連でみても35年まえは日本は世界のトップ10に何社も名前をみましたが、今はゼロ。ソニーと聞いて製品をよく知っているという若い人も今はあまりいないですよ、日本を除けば。映画とゲームの会社だと思っているようです。アップル、サムソン。。。が圧倒的に知られていますね。 

インドでは数学や物理などが得意な学生の進む道はエンジニアか医学関連だと以前インド人の友人からきいたことがあります。それも今は男性はどちらかというとエンジニアや科学関連に進み、女性は医学。 確かに私は4人の医師にかかりますが3人はインド系で皆女性です。彼女たちの旦那さんは皆エンジニア(だから私のことも良くわかるそうですよ)。夫婦の一人がエンジニアである場合、インドからこちらに移ってくる者も多いのです。こちらではより収入にチャンスがあるからですがもう一人が医師であればライセンスを取りこちらで働くこともできます(こうしたカップルをパワーカップルと言ったりする)。

なんども書いてますが働くうえで

ー仕事の楽しさ、満足度

ー将来の展望、ゴール

など大切な要素ではありますが 収入も 大切 です。 

お金は複利の法則がありますから 後からやってくるのを待つのではなく、今からきちっと検討事項に入れてキャリア選択、仕事探し、選びをすることです。

あと一か月程度で還暦を迎える現役のエンジニアからのアドバイスはというとここに就きます。