シリコンバレー 面接に落ちたら。。2

面接に落ちたら。。。 前回も書きましたが長いエンジニア人生、何度も面接に落ちてきたのですが、落ちるといまでも めげます。

とくに、

ーそのポジションが欲しかった 

ー上手くいったと思った

時には。

なぜうまくいかなかったのか、何が良くなかったのか、教えてくれる場合もあると書きましたが何も教えてくれない場合もある。 明らかに自分がへまをしたと分かっていれば良いんですが実は自己判断では上手くいったと思うことが多いです。採用する会社はどんな採用プロセスを取るのか教えてくれません(教えてくれるところもありますが)。全員の合意が必要なのか、マネージャのウエイトが大きいのか(人を雇う最終責任はマネージャにある)、全員の合意は必要ではないが一人でも強く反対(評価が低い判定)だと不採用になるのか、など色んなケースがあるのです。明らかな差別につながらない限り人事が介入することはなく人事は採用結果に基づいて必要な手続きをするだけなので面接で直接会う、話した人の評価(だけ)で決まると思っておいて良いのですがそれでも採用プロセスは千差万別。

面接は、ある程度、役割があるのを知っていると役立つこともあります。マネージャや人事が担当すること、技術職ではエンジニアが技術面接を行いますが技術面接を行いながら例えば

ーストレス対応、コミュニケーション

ーチームワーク

などを同時に評価する担当がいることが多いです。通常、シニアレベルのエンジニアですが会社によってはこうしたことを担当する人は特別に面接トレーニングを受けていることもあります。

面接で会う人を最初の2,3分で見抜く、そんな練習もしておくと役立つのです。緊張しているから難しいのですが、良い練習方法がありますよ。それは異性を誘う、異性に話しかける。同じ、いやもっと緊張するような状況でしょう? 

技術的な質問、結局全部上手くできた、と思っていてもその解いている間ずっと考え込み会話も何も無かったとするなら、こういった面を評価する役の人の評価は低くなることが多いのです。

いわゆる就職コーチなどのアドバイスを受けると疑似面接をビデオで録画することも多いです。 録画したビデオを見るとよくわかります。異性との会話もビデオにするととても良くわかるそうですよ。

残念ながら実際の面接はビデオにできないです。友人とビデオを撮りあいするような練習はリラックスしてしまうのであまり参考にならないのです。疑似練習するならコーチ(費用かかります)などを使うと良いかもしれません。

上位のポジションではこうした面がより一層重要視されるので仮に初めてマネージャなどのポジションで面接を受けるなら疑似練習は有効だと思います。