シリコンバレー 面接と実務 2

経験、実務についての続き。

エンジニアですから設計で考えますと製品と単なるプロトタイプ、学校レベルの作品はずいぶん異なるのです。実務経験というのは実際の製品です。エンジニアリングの世界では今、オープンソースと言って皆で(ほとんどボランティア)でコードを開発することが進んでいますがそれらオープンソースをそのまま使ったエンジニアがいました。検証もせずに。学生時代それでやってきたから。。。という理由ですがやはり不具合がでた。場合によってはとても大きな代償につながります。

そこまでいかなくても習ったことをそのまま当てはめるというのはそうですね、今盛んにもてはやされるAIでしょうか? AIについては当事者のひとり(実務です)なので今度書いてみたいですがAI,習ったことをするのは得意です。笑い話として狼をAIに覚えさせるのに使った写真がほとんどバックが雪景色だったので動物園に飼育されている雪をバックにしない写真をほぼすべて認識できなかった。。。 まさしく習った通り(狼には白いバックグラウンド)にしか認識できなかったという。

実際の仕事は習ったことの臨機応変な応用と新しい未知のケースに対応できる訓練、経験の積み重ねなのですね。 

~だそうです。これは言ってみるなら 経験が少ないですと言っているようなものですね。 

実際に経験して実務を上げていくのは労力が必要なのです。自分でする必要ありますからね。

ですが、面接では確実にその実務能力を見られています。特に経験者として、しかもシニアエンジニアだの、 Director, Vice Presidentといった上位のポジションでは。