今日1月20日は4年に一度新しい大統領が宣誓し就任する日なのです。
やっと
権力、金そして女だけの亡者から少しはまともな人を権力のトップにでき良かったと思いますが、これからの4年間多難です。 権力を持たせてはいけない人に権力を持たせると大変なことになるのは世の常ですがこうした人物口先はうまく恐怖心をあおることも上手なのです。時々書いてますが自分でよく考えるとわかるのですが人は邪魔くさがりなのでよく考えることはあまりないのです。それを説明したとても良い本もあります。日本でTR***と騒いでいたようですが私は呆れてみるのみですが、考えることを辞めると人も、企業も、国も衰退していきますよ。人間は考えそして行動することでここまで来たのです。とおせっかいながら爺の小言です。
さてと、リーダーは政治の世界だけではなく会社でも重要です。大きな会社、小さな会社どちらも。とくに小さな会社(ベンチャー)はリーダーの掛かる要因がとても大きいです。以前小さな会社での面接は、お互いがお互いを面接するような、そうですね、今ではあまり聞かない”お見合い”をするように臨む必要があると書きました。とても重要なのです。会社が成功する一番の要因は”人”です。続いて”運”、そして”製品、技術”。製品や技術が一番だと思っていると失敗します。技術者が創業した会社に多いのが製品や技術が良ければ売れる。。。そしてセールスやマーケティング部門をあまり重要視しない(から人材を持ってこない)。残念ながらこのような会社はあまりうまくいきません。というわけではないですが会社、いやより小さいレベルでも(事業部とか)リーダーをよく研究すると良い会社、仕事に出会える。投資もですよ。 ところでリーダーは必ずしもその業界のベテラン経験者である必要はないのです。はるか以前にIBMを立て直した L. Gerstnerさんはコンピュータ業界出身ではなかった。
大切なのはそのリーダーの資質とプラン、そしてそれを実行できる行動力。わからない? 今の世の中、Googleを使えば情報はいくらでも出てきます。それを色々な角度から検討すると会社が見えてきます。 就職(就社)、そうですね、その会社に投資する、という目でも評価すると良いのです。
はるか以前、まだインターネットがこれほどに発達していない頃、大会社で働いていましたが段々業績が下がってきた。取締役会(日本とは違う本当の意味での取締役:Boardメンバー)が新しいCEOを連れてきた。内部昇進ではなく外部の新しい考えをという発想ですね。この人、やったことはというと会社の事業部を切り売り。売ると一時的に業績は利益を見ると上がりますね。そうすると株価が上がる、そうすると”褒められる”。CEOはボーナスが大きいですから収入は上がる。。。 その間、優秀なエンジニアやマネージャがどんどん辞めていく。辞めていく姿を見て、私も辞めた。最初の転職。。。 さてこの会社、資産を切り売りして最後は本丸を売り払い今では存在しません。そのまま働いている元同僚もいますがほとんどは外にでた。出たことで実は沢山ベンチャー企業もできました。
とこんなこともあるので会社を見る時に製品や技術だけでなくリーダー(ひと)をよく見ることは重要です。 入社後もトップが変わることがありますからその時には良くみることです。 つい3時間ほど前権力を失った人物のようなのが会社にやってきたらよく観察することです。