新しい年度2021年になりました。 年が変わると、通常、年に一度の昇給、昇進の季節がやってくるわけです。 私の今いる会社、そろそろ始まろうとしています。パフォーマンス査定と言いますが上司のみならず、自己、および私の居る会社の場合一緒に働いている同僚(チームない、チーム外)で自己のレベルもしくはそれ以上の数人からのフィードバックを得ることになっています。別に特別なケースではなくこういったことをする会社もあります。少なくとも上司と自己の評価はあります。
さて、 けなす。 あと2週間で任期がやっと終わるのですが今現在ホワイトハウスにいる住人、これまで4年間、一度でも人をほめたことがあると思いますか?終始、いつも他人をけなし続けてきた。いわゆるけなしやです。自己以外すべてをけなす、自信がない人の典型的な性格ですがけなし続けてこの国をめちゃくちゃにしたわけですが、会社も同じ。皆がけなしあい続けている会社は持ちません。なぜか、理由はさっぱりわかりませんが、この住人、日本では人気なんだとか。 かたや、人をほめ続けた前大統領は人気が、日本ではないそうです。私にはまったく理解できないですがね。
そこで、思ったのが、私自身、学校(大学院まですべて日本で)で褒められるより怒られる、けなされた回数の方が圧倒的に多かった。けなすことでやる気を出させるためだなんて言われましたが。。。そうなか?と思います。
けなすことしかできない人はあまりこちらでは向かないと思います。基本的に良い点を見つける、そのうえで何か改善すると良いことがあれば一緒になってそれをやっていく。もちろんパフォーマンスが出ていないという評価をする、されることもあります。でもそれは”けなす”理由にはならないのです。パフォーマンス評価が低くなる一番大きな理由は、相談しなかった なのです。これはこれまでの評価する立場での経験から。 難しい案件を与えたり都合があり時間が不足したとか、色々な理由があります。怠慢というのは実は少数なのです。でも、結果が出る前に相談するのは必要です。相談しなかったとしたらそこは怠慢かな。
けなすのと評価の結果、パフォーマンスが出ていない部下のプランを作るのは全然違うことです。以前も書きましたがマネージャの一番の仕事は自分の部下が最上のパフォーマンスを達成する、そんなチームを作り維持することです。けなしていては達成は難しい。
さてあと2週間で指導者は変わりますが傷んでしまった傷を癒せるかどうか、4年間大変だなとつくづく思います。