仲間。
友人ではなく仲間。 友人イコール仲間なのは学生時代まで。何が違うのか?
仲間は何か目的(目標)を達成するための相棒、グループとでも言ったらいいのでしょうか。 友人はそんな目標や目的とは関係ないですね。もちろん友人の中にも仲間はいますよ。でも友人だからって仲間ではないし仲間だからって友人ではない。 会社の同僚、上司、部下を考えてみればわかりますね。彼、彼女らは言ってみれば仲間ですが友人とは限らないでしょう?
学生時代は友人イコール仲間だったり、”友達なんだから冷たくするなよ、とか、仲間だろう?”なんて言ったり言われたり。でも学生が終わるとそんな友人たち、変わってしまうことが多いです。やはり社会に入ると人それぞれの思惑などあるのです。
で、仲間。 仲間はとても重要な要素です。何か事を成そうとすると一人でできることはやはり限られています。一緒にできる仲間を持つことはとても重要なことなのです。 しかもその仲間って目的、目標によっていつも同じメンバーと言うわけではないのですね。例えば遠くに行くという目的があり使える機材が飛行機ならパイロットの資格を持った人を仲間にするでしょう。でも船だったら?今度は船長の経験深い人が欲しいでしょう。でもいずれにしてもお金がかかるわけでファイナンスをしっかりできる人はいずれの場合でも仲間に入れたいはずだ。
つまり仲間のPOOLを持っておく。よく人脈などと言いますがとにかく沢山の人を知っている(と自分では思っている)、知ることに命がけな人に会うことがあります。LinkedInってご存じですか? どこかで10分話したような人からLinkedInの誘いを受けることがあります。私は素性の知れないわずか10分程度話した人の誘いは基本的に受けていません。そんなことをしても素性もわからない、ひょっとすると自分が大事にしている仲間、友人とはあまり良い関係ではないのかもしれないなど考えるからです。LinkedInに限らず日本ではどこに行ってもとにかく名刺をいただきたいと言われます。残念ながら持っていませんという場合と持っている名刺を渡す場合があります。仲間のPOOLを意識して作っている人が結局成功していると思います。
前に書きました。 Choose To Chooseなのです。
そんな中、生涯の仲間を見つけると良いですね。私の元上司、すでに亡くなりましたが生涯に3つの会社を興しすべて買収されるまでの成功を収めていましたが5人に”いつも一緒”な仲間がいました。それ以外の仲間はその時々に一番必要な人材を採用していましたがあの5人だけはいつも一緒でしたね。