出戻り とは 以前働いた会社に再就職することです。 出戻りはあるのか?なのですが、通常あるポジションに応募する際、以前その会社で働いたことがあるかどうかという質問欄があるのでごく普通に聞かれる内容です。
会社によっては”出戻り”を奨励することがあります。もっとも”旬”な間だけ、通常離れて1~3年程度の期間でかつ、”解雇”されたのではなく自主的に会社を辞めて行ったケースです。
優秀なエンジニア(従業員)の争奪戦はかなり激しいです。 AI, AIと言いますがAIも結局はエンジニアのアウトプット(成果物)。つまりエンジニアが作ったものですから優秀なAIが優秀なエンジニアを不要にすることはないのです。それどころか優れた成果物を構築するには優れたエンジニア、従業員はより求められています。
会社によっては2年程度であれば再採用になった場合に以前のポジション(以上)、会社の就業年数として以前働いていた分を加算する(休暇やストックオプションなどで有利になります)など色々と便宜建てをするところもあります。出戻りは別に不利ではなく、出戻る際にリーダーになったりマネージャとして戻ってくることも多いのです。
出戻りではないですが半導体設計で欠かせないEDAツールは実質USAの2社が業界を牛耳っているのですが(実はここがUSの一番強い分野)この2社場所も近いところにありお互いの従業員交互に行き来している。わずか2社しかありませんから辞めたら競合の会社にいくしかほとんどなく、数年ごと行き来しているような友人も沢山います。
出戻ることもありますから、辞める時はとにかくきれいな形で辞めることが重要です。出戻るつもりがなくても出戻ることもあります。企業買収による場合です。ですから”もう決して出戻るつもりない”と思って喧嘩別れして辞めて行ったら買収された。。。 なんてこともあります。そんな場合、喧嘩別れでもしていればまず助かりません。