以前韓国にも良く出張で行っていました。今も元同僚や友人とは時折コンタクトがあります。今年は残念ながらないですが毎年彼らの何人かはこちらにもやってくるのでそんなおり夕食でもしながら情報交換もしています。
さて韓国、Samsungが筆頭。大学生は就職の学年になるとSamsungに入社できるように家庭教師や予備校に行ったりするそうです。もちろんまた聞き情報ですから真相は知らないのですが、なぜそんなにSamsung? と一度聞いたことがあります。その元同僚、 元Samsungのエンジニアなのです(しかもまだ若い)。曰く、初任給が断然良いんだそうです。30%~50%も良い?確か。そんなこともあり、Samsungに入社するのはいわゆる上級職国家公務員の試験にパスするほどに難関だそうです。
でもね仕事はきついそうですよ。その元同僚曰く、”今は楽だ”と言っておりました。 ”そんなに楽なのか?”ともっと仕事を渡そうかと思ったくらいです。一緒に働いた会社、そんなに楽だとは思えなかったのですが。。。
さて、以前にも書きましたが今シリコンバレーにも就職のため(面接のため)のオンラインコースやチューター(家庭教師ですね)サービスがありますよ。以前からいわゆるキャリアデベロップメント(どのようにキャリアを作っていくかという)コーチはいましたが今はもっと露骨というか直接的というか、GoogleコースだとかAppleコースなんていうのまであるそうです。
実態はというとほとんどがソフトウエアエンジニアを対象にしていますがコーディングとアルゴリズムのトレーニングなようです。傾向と対策ではないのでしょうけれど色々と教えてくれるそうですよ。勉強しないで面接に臨んでもあまり良い結果にはならないんだとか聞いたことがありますが恐らくは”嘘”でしょう(ビジネスに結びつかないですからね)。でもやはり勉強するに越したことはない。 面接も入試と同じ。たまたま知っている問題に当たれば良いですが知らない問題を出されたら30分から45分の短い一本勝負では不利になりますね。
転職を考え始めたら3から4か月は勉強するのも普通になっているらしいです。今現在求人が先細る兆しはないので失業しているのでなければ勉強期間はあるのですね。
私の友人でGで始まる会社にいるソフトウエアエンジニアは転職を考え始めて3か月間週末は10時間くコーディングの勉強をしたそうです。Amazonで面接問題集を買ってほとんど解いたか解答をみて理解したと言ってました。ちなみにとても優秀なエンジニアですが”知らない質問が出たら面接中には解けないと思う”と言ってました。そんな問題ばかりじゃないんでしょうが人気ある会社の場合、一人でもうまくいかない場合採用されない確率があるから万全を期する。面接は入試と同じ。実際にはとても実力があっても試験に落ちるように経験豊富でも面接で上手くいかないとリカバリーが難しいことがあります。
だから勉強するんだそうです。 経験だけを頼りにしてはダメだそうです。
普段から勉強していますか? 仕事だけじゃなくきちっと勉強する時間を取りましょう。 その勉強には面接に関することも入れておくと良いですね。