派遣社員のことを日本のニュースでよく見るようになりました。私が日本にいたころにはなかった言葉です。 パートタイムの仕事はありましたよ。それとアルバイト(学生含め)も。でも派遣社員というのはあまり聞きませんでした。 もちろんあの当時も設計のいわゆるプロ集団の会社があり契約先の技術者と一緒に設計に従事するといった人もおりました。私もそのような人と仕事をした経験はあります。
そのような人が必要だったのですね。ある技術のプロで設計の全工程に必要というわけではないがある時期には必要になる存在。そんな仕事の工程を引き受けるわけです。 時によってはベンダーがいわゆるデザインサービス、デザインコンサルテーションといった名目で引き受けることもある。
どうも日本の派遣というのはそういった類ではなさそうなのですね? 詳しくはわからないのですが。
さて以前にも書いたと思いますがこんなプロフェッショナル、沢山いますよ。会社を辞めてこういったプロになった知り合いが何人もいます。基本的に時給が良いんです。そう企業にとっては安いわけではないのです。
どんなプロがあるか?
ーある種のツールやマシンを使える(使いこなせる)。普通ベンダー等で顧客担当をしていたエンジニア(プロ)が進むようです。
ーテクニカルドキュメントライター。 マニュアルを書いてくれる人です。
ー検証エンジニア。 設計したものは検証が必要。重要なステップなのですが設計ではないのでその部分を助ける(任せる)ことをするとこがあります。
仕事内容は正社員と同じ。給与は多め(でも結局は正社員の方が多くなりますよ)。唯一の問題はキャリアパスなどがないこと。2年程度で契約は切れる(いったん契約したら途中解雇は出来ないケースがほとんど)。
さて契約なので実のところ場所を問わないこともあります。つまりいわゆる在宅勤務ですね。 これなら日本にいても可能ですよ。
経験と技術を持たないと難しいですが私は日本の私世代(おじさん世代)は大きな人材プールだと思っています。私が事業を始めるとしたらそんな人材プールから適切な人材を適所に紹介することをするんだろうなと良く思います。