求人のQualificationに何度も同じような事項が書いてあることが多いです。意図は? その項目が重要なんです。

この例では5年以上の経験。少なくとも5年経験ないと判断されたら面接には遠いかもしれません。 ちなみにこの例では最初の3項目が重要です。
ー学位を履歴書に書く、C+11を使ってソフトを開発した、Audio Softwareの開発をGameにようなReal Timeな製品開発に従事してやった。
最後の2項目はチームプレーヤーだ、といったことを書いておく。チームプレーヤーと書かずにここにある文章(2項目)をもじるようにして書くのです。キーワードサーチでヒットさせるように(例えば Proven Track Recordという言葉を使ってみる)。 履歴書を沢山受け取るGAFAのような会社では第ゼロ次の選択はAIソフトが実施しているとみてまず間違いありません。

こちらの例では学位も聞いていません。もちろんあると良いですが重要なことはAndroid SDK, JAVA, ソフトウエア開発で重要なバージョン管理やテストについても経験がある(ホビープログラマはこういった点が弱いです)。Juniorレベルのポジションですがいくつかキーワードが見つかりますね。

最後のこれは項目をみると面接では数学的アルゴリズムを聞いてくるなとわかります。ソフトウエア開発もありますがアルゴリズムに焦点をおいたインタビューをしてくるでしょう。 アルゴリズム、仕事でかかわったことがあまりないということはないはずですが履歴書に書ける項目が少ないと選択で残れるチャンスも少ないでしょう。
ちなみにソフトウエアのポジションでのインタビューで聞かれるコーディングの問題は多くがアルゴリズムに関する問題です。 それと双璧をなすのがデータセット。どんなデータ構造を知ってますか?使いこなせますか?ということをテストされるようです。
ちなみに私はハードウエアエンジニアですが面接では木構造のデータセットを想定したコーディングの質問を受けました。事前に勉強していたところがでて非常に幸運でしたが何もしていなかったらパスしなかったでしょう。
さてこれらを見て書かれているキーワードを履歴書内にちりばめるのです。Audio, Game, Realtime, など見つかると思います。自分はAudioをやって来たけどGameはやってないな、となるかもしれないですがGameでなくてもRealtimeでも良さそう。好ましいのはGameですが、Audioは必須のようでもGameは何とかなるかもしれない。こんな場合例えばReal Timeと書いてGameに関係しそうな製品開発にちょっとでも絡んだことがあればそれを書いておいても良いのです(携帯電話と。。。)携帯電話RealTimeでAudio, Gameもできますが。。。要は選考されることがゴール。電話面接にまで至らせてくれたら履歴書の役割はほとんど終わり。キーワードを抜き出して履歴書内で使う。ソフトウエアが履歴書をスキャンする世の中、使うソフトウエアの質にもよりますがキーワードはとても大切です。