シリコンバレーにある企業のWEBサイトを見るとJob Openingsのページにたどり着けますね。Apple, Google, nVidia,などそれこそ1000以上は常時求人があります。これらはいわゆる正社員、そして会社によってはIntern(学生)の求人も掲載しているはずです。Googleなどでは正社員(Employee)のほかに契約社員(Contractor, Contingent Workerとか言います)を常時雇っています。その数も実は膨大です。契約社員は日本からでは難しいですね、既にUSAで法律上働けない場合。Internには会社がVisa (Jビザ)のサポートをしてくれますが契約社員は社員ではないのでビザのスポンサーにはなれないと聞いています。
さて、沢山あるので手あたり次第に見て行けばいくつも自分がしたい、そしてできそう(できそうというのは面接でうまくパスできそうという意味です)なJobを沢山発見できるはずです。 先にも書きましたが会社は普通の仕事が多く、普通のエンジニアを大量に必要としています。ソフトウエア開発のスーパースターである必要なないのです。スーパースターならもちろん尚よくチャンスが広がりますし、待遇も良いのはどこの世界でも同じ。
でも手あたり次第での確率は少ない。ポジションは多いですが、応募者も多い。 しかも会社も沢山ある。。。
以前だと日本のリクルート社のように就職をあっせんする会社、人(リクルータ)がいて彼らを通じての転職が大きな比重でした。 今もこういった人、会社ありますよ。 ただ、インターネットの発達とともに会社によってはこういった外部のプロフェッショナルを通じての応募を受けていないところが増えています(彼らへのコミッションが高い)。でもリクルータを見つけるのも一つの手です。LinkedInを使えばリクルータは簡単に見つけることができます。 もっとも日本にいるのであれば使うことは難しいでしょう。また怪しい会社の触れ込みには注意が必要です。どんな会社も面接、採用を保証できることはありません。
今より現実的なのは
1. 友人、知人の紹介です。 友人、知人がいないあなたは私が紹介者になりましょう。
2. 従業員の紹介。友人、知人も従業員なのですが、ここでいう従業員とは、友人、知人でない従業員です。 どうすればそんなことが可能か? 先にも書きましたがConference, Workshop, Trade-Show, Private Show, Paper(あなたが第一著者か従業員が第一著者で連絡先がありコンタクトが取れる)、など機会を見つけることができます。名刺交換したら”終わり”にしていませんか? 従業員は良い候補者を探しています。その人がうまく採用されたら、ボーナスが入るからです。
仕事を探すと同時にこんな”ひと”探しもしておくと良い会社を見つけることができます。シリコンバレーでエンジニアにとって一番充実できるのは良いスタートアップです。 お金、ベネフィットがより重要になっている私のような老齢エンジニアには大会社ですが、若い時はベンチャーにいた経験の方がずっと長いですから経験からも言えることです。ベンチャー、でもピンからキリまでです。良いベンチャーに巡り合えたら一番ですね。それは人が教えてくれます。中々自分で探し出すのは、宝物を探すように難しいのです。