シリコンバレー COVID

COVID, 新型コロナウイルス。。。 人生60年でこれほどまでにインパクトのあった出来事はないかも。。。歳を取ったとはいえ戦後生まれですからね。

さてCOVID, シリコンバレーで仕事を探そうとしている(日本にいる)あなたにとってはちょっとした幸運かもしれません。なぜか?

それは面接等をすべてオンラインで、が今の標準だからです。いずれオフィスに人はまた戻ります。日本の記事を読んでいると在宅勤務で効率が上がったというのをちょくちょく見かけますが、これは、その会社、その部署、これまで単に無駄が多かっただけのことです。

人がオフィスに戻れば面接もまたオフィスで実施に戻るでしょう。オンラインは双方にとって負担が大きいし、面接を受ける人にとってとても重要なその会社の雰囲気やマネージャがどんな人物なのかを知る貴重な機会がないのは多少なりとも不安要素となります。

でも、日本にいるあなたにとっては朗報。履歴書には個人情報を書く必要はないので現住所を書かなくてもいい。もっともオンラインで申し込むと住所欄などが出てくる可能性もあるのですがそれもひょっとするとMUST(*マークなどで記してあることが多い)ではないかもしれない。

となれば、電話さえなんとかなれば。。。電話? 最初に電話面接をする会社も多くその場合USAの電話番号が必要になりますが、スカイプなどの電話コンタクト情報を入れておく(番号ではなく)ことで切り抜けることも可能かもしれない。

名前をみれば大体察しがつきますから英語力は何とか会話できれば大丈夫。元々英語力はよほどのことがない限り採用の評価対象になりませんから。もちろん全然コミュニケーションが取れないのでは評価のしようがなくその結果は良いとは言えませんが(でもね、技術力しだいです)。

うまく電話面接を切り抜けたらビデオシステムで本面接。コーディングをインタラクティブに行えるようなシステムを導入していることが多いのでその場でソフトウエアのコーディングを要求されます。本人がコーディングしているかどうかは面接なれしている人ならすぐわかりますしコーディングをしながら色々と質問してきます。ビデオの調子がおかしい(音声など)となると即面接が中止になるのでごまかしも効きません。本人なりすましも難しいですね。いずれ本人確認をする段階で写真のついたIDと面接時の顔(了解を得たうえで顔の写真を撮られますよ、仕方ないですね)違うことになりますから。 双子だったら? 考えるの辞めておきます。指紋確認はしません、とだけ書いておきます。面接した人は皆顔を覚えています。採用した人の顔を覚えていないマネージャもおりません。声だってけっこう覚えているものですよ。