シリコンバレーの求人情報を読み取る

さて、やってみたい仕事、会社の求人を発見した、しかも求められる”理想”のエンジニア(Qualification、Desired)の項目を見ると、2,3は少なくとも自分は当てはまるのを確認した、とします。

Qualificationですが、市民権を要するといった法律事項はどうにもならないですが、その他の項目は沢山書いてありますがすべて当てはまるような候補者はまれです。どれがMUSTでどれがDESIREDでどれがNICE-TO-HAVEなのか自分なりに検討する必要があります。

MUSTはそれが無いとまず面接には至らない事項です。市民権は置いておくとしてもある種のことについて経験、知識が豊富であることを大前提にした求人もあります。

例を見てみましょう。 ランダムに見つけた実際のJOBポジションです。 Minimum Qualificationsを見ます。

ー最初の項目は学位を持っていること、コンピュータサイエンスなどが関連する分野と言ってますね。高い学位であればあるほど良いですがこの例ではBSでも良いと言ってます。こんな場合高い学位ほどチャンスが広がるのが常です。日本では電子、電気工学でコンピュータサイエンスを履修することがあります。そんな場合BSEE(MSEE)をBSCSとかMSCSと書き換えても別に問題はありません。履歴書に卒業証明を添付しないから。卒業証明を求められるのは面接に合格後。CSかEEかはもうその段階では関係ありません。

ー第2項目から4項目はようやくすると”経験者”を探しているということ。2項目と4項目にAnalysisという言葉が出てきますが会社で品質管理をやったとか、考えれば何か相当することをやってきたという人は結構多いと思います。この項目をみて、”だめだ、自分には経験ない”とすぐ判断するか、じっくり考えるか。重要なのは”したいか”と”できると思うか”です。”したい、そしてできると思う”のであれば自分の経験を思い出してみると案外履歴書に書けることが見つかります。

ー第5項目はかじった程度でいいのかどうかをJob Descriptionと照らしてみてみるとよい。ざっと見たところ、どうもかじった程度でよさそう。SQL全然経験なくても”今からでもちょっと勉強する”だけで足りるかなと思ったら履歴書に書けば良いんです。

ー最後の項目はあまり意味をなさない。

とみると、学位があってちょっとPYTHONなどを知っている経験者だということになりますね。